終活のほう。

この間、はじめて救急外来を受診して点滴してもらいながら
ぼんやり思ったこと。


すぐ隣のベッドにも患者さんがどんどん運ばれてくるし、
カーテンで仕切られているから見えないけれど聞こえる。

家族の会話、看護士さんの声。

電話が鳴る。

患者さんに丁寧に病状を訪ねる会話。

救急車との受け入れのやりとり。
何分で到着します。急に現場が慌ただしくなる。

そんな中で一本の映画を思い出していた。
お母さんの遺言は、死んだら火葬にして遺灰はどこかの水洗トイレに流してくれ、というもの。
お父さんと子供たちはお母さんの最後の願いを叶えるために奮闘するのだ。

トイレから海へと流れて、
自然の循環の中に還っていく。

それも悪くないな、と思えた。

暗いお墓の中、しかも婚家の〇〇家のお墓にはぜったーい
入りたくない、と。

そのためには意思を伝える準備をしなくては。
いつ待ったなしにそういう事態になるかもしれないからね。


とりあえずその話を子供に話したけど、
全然ピンとこないようです。
まだ誰かのお葬式にでたことすらないから、
死は遠いものなのでしょう。


コメント

まるこ
2017年5月31日9:46

美歩さん、おはようございます。
救急で点滴だったんですか!!大丈夫ですか!?
呉々もお大事にしてくださいね。
終活。私も漠然と考えます。
何せ子供のいない夫婦ですから。
先立つのか先立たれるのかわからないけど。
美歩さん同様婚家の墓には絶対入りたくありません。暗くて狭いの嫌ですね。
と言っても夫次男なので、私達は自分でお墓をなんとかしなくてはなんですけどね〜
散骨、樹木葬、永代供養の納骨堂広告に目が行きますが、
もちょっと元気で生きていたいです。

美歩
2017年6月2日15:45

☆まるこさん

私はすっかり元気です。
軽傷なのに周りの重篤な方のお話が身につまされて忘れがたくこんな日記になりました。
私は南のあたたかい海がいいなーとずっと思ってたのですが
最近は樹木葬とかいろいろあって選べる時代で良かったと思ってます。
子供がいても子供は別の人生だからねー。

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