先月みたこの映画について。

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1930年代から1970年代に行われた英国児童移民プログラムを告発した女性の伝記映画。

 英国児童移民プログラムとは、植民地主義の一環の国策で、
現地の黄色人種や黒人の移民を食い止めて彼らの支配を拒むため、孤児院に入所していた孤児や、貧困を理由に家族から引き離された子どもたちを、イギリスの植民地であったアフリカやニュージーランド、オーストラリアに送り込んでいたプログラム。
オーストラリアに送り込まれた子どもたちのほとんどは、強制労働や虐待などを受け、家畜同然に扱われていたという。

 ノッティンガムシャーで社会福祉相談員をしていたマーガレット・ハンフリーズは、4歳のときにイギリスから船に乗せられて強制的にオーストラリアに送られた女性から両親探しの協力依頼を受け、団体を設立。その後マーガレットは、この忘れられた子どもたちの問題を告発した「からのゆりかご 大英帝国の迷い子たち」を出版。イギリス政府は口をつぐみ続けたが・・・

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コメント

みかん
みかん
2012年12月27日18:30

この映画を見たくなりました。イギリスにそんな歴史があったのですね。
私も頭の隅で渦巻くことがあります。
心の奥にねむっている気持ちが、外でポンと出てしまえば、少しラクになれるかも。

美歩
2012年12月28日21:28

☆みかんさん

大英帝国にも(だからこそ?)こんな裏の歴史があるんですね。
この原作、映画化がきっかけでやっと政府も認めたようです。
気持の根っこのところが雪解けのようにじわりと解ける日がいつか来るといいな。

yasai
2012年12月29日8:48

知りませんでした
ありがとうございます
見て見ます 涙っぽいので最後まで見れるか自信がないのですが

美歩
2012年12月30日21:04

☆yasaiさん

読んでいただきありがとうございます。
事実もさることながら映画としても見ごたえがあり、お楽しみいただけるかと。
ただ私もラストはぐっとこみあげるものがありました。

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