こころの声を聴く―河合隼雄対話集
2006年11月21日 読書 コメント (2)
河合先生は『こころの処方箋』で
『まじめも休み休み言え』と書いてくださって
かなり力が抜けた覚えがある。
私ったら、何まじめぶってるの?って。
いい意味で学者らしくなく、ギャグで場を和ませてくれたり。
臨床心理家としてたくさんの人の心の中に降りていって、
私もこの人なら話を聴いてもらいたいと思える人。
嫌な人もいるんですよ、押し付けがましかったり、偉そうだったり。
そういうところが全くない。
この対談集は、好きな人たちが何人も対話の相手になっている。
谷川俊太郎さん、白洲正子さん、村上春樹さん、毛利子来さん、、、、どのお話も興味深い。
河合先生、ジャンルを超えてどんな人とでも深いお話を引き出せるのは見事、としかいいようがない。
村上春樹さんとの対談の中で、軽く抜書き・・・・
−深い井戸の中で (ねじまき鳥クロニクル)
『どうしたらもっと深い部分で、他の人とかかわっているんだろうということを意識していけるのだろうか?』
という質問に対して
村上と河合先生が村上お得意の井戸のイメージを使って解説してくれてるのがよかった。
自分の井戸があって自分の中にずっと入っていかざるをえない。
そしてほんとの底の方までいくとある種の通じ合いが成立するんじゃないか。
だから、井戸にはいっているならそこから出ようと思わないでどんどんほっていけばいいんじゃないか。
バリアがあって、壁に囲まれてどうしてもコミュニケートできないというのは意識の上の方の考え方じゃないのか。
-自分自身を発見する物語
傷と言うのは物語に入る入り口であり、出口。
そして物語ができたときに傷が癒される。
あまり傷のない人は幸福に生きられるから、周りが傷つくんじゃないでしょうか。
☆la_luneさん
リンクありがとうございます。
相互にさせていただきましたのでよろしくお願いします。
『まじめも休み休み言え』と書いてくださって
かなり力が抜けた覚えがある。
私ったら、何まじめぶってるの?って。
いい意味で学者らしくなく、ギャグで場を和ませてくれたり。
臨床心理家としてたくさんの人の心の中に降りていって、
私もこの人なら話を聴いてもらいたいと思える人。
嫌な人もいるんですよ、押し付けがましかったり、偉そうだったり。
そういうところが全くない。
この対談集は、好きな人たちが何人も対話の相手になっている。
谷川俊太郎さん、白洲正子さん、村上春樹さん、毛利子来さん、、、、どのお話も興味深い。
河合先生、ジャンルを超えてどんな人とでも深いお話を引き出せるのは見事、としかいいようがない。
村上春樹さんとの対談の中で、軽く抜書き・・・・
−深い井戸の中で (ねじまき鳥クロニクル)
『どうしたらもっと深い部分で、他の人とかかわっているんだろうということを意識していけるのだろうか?』
という質問に対して
村上と河合先生が村上お得意の井戸のイメージを使って解説してくれてるのがよかった。
自分の井戸があって自分の中にずっと入っていかざるをえない。
そしてほんとの底の方までいくとある種の通じ合いが成立するんじゃないか。
だから、井戸にはいっているならそこから出ようと思わないでどんどんほっていけばいいんじゃないか。
バリアがあって、壁に囲まれてどうしてもコミュニケートできないというのは意識の上の方の考え方じゃないのか。
-自分自身を発見する物語
傷と言うのは物語に入る入り口であり、出口。
そして物語ができたときに傷が癒される。
あまり傷のない人は幸福に生きられるから、周りが傷つくんじゃないでしょうか。
☆la_luneさん
リンクありがとうございます。
相互にさせていただきましたのでよろしくお願いします。
コメント
すくなくて・・・できませんでした(笑)
でも 面白いですね〜他のかたの日記にも
とんでみましたよ。ありがとう。
ありがとう^^