今年の桜

2006年4月6日
 
もう散り際だけれど、
花散らしの雨や冷たい風にも耐えて
まだ美しく咲いている桜たち。  
 
いわゆる『ザ・お花見』はしていないけれど、
近所を歩きながら、電車の車窓、ドライブの途中、など
今年ほど、しみじみと桜を眺めた年もなかったように思う。

桜の淡い色合いがこんなにも心をなごませてくれる。
ふと景色の中に桜の花が浮かんでいるのが、
目に入るとそれだけで口元に笑みが浮かぶ。
 
花は植物の命の発露。
命のまばゆさを教えてくれる。

『生きてるだけで丸もうけ』 

友達が教えてくれた言葉をこの冬、何度唱えただろう。 
 
花は季節の訪れと共に
ただ無心に咲いている。
 
誰かが見ようが、見まいが関係なく。
ただ、ただ、咲いている。 
自分の存在意義だなんて、
きっと考えたりしないよなあ。
私の悩みなんてちっぽけだなあ、と。
今なら、くすりと笑ってしまえそう。  
 
 

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